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弁理士試験について

弁理士試験は、「弁理士となる資格」を得るための必要な知識及び応用能力を有するか否かを判断することを目的とした試験で、筆記試験(短答式・論文式)と口述試験とがあります。
弁理士試験制度が平成14年度に改正され、近年は受験者数および合格者数が急増しました。また、平成20年度の弁理士試験からは、多様な人材確保を目的として免除制度の拡大が図られますので、受験しやすい環境が作られています。

★は、平成20年度弁理士試験以降の改正点です。
(詳細は、特許庁HP参照)

短答式試験

実施時期: 毎年5月中旬~下旬
受験資格: 特になし
試験科目: 工業所有権(特許、実用新案、意匠、商標)に関する法令、工業所有権に関する条約、不正競争防止法、著作権法
試験形式: 5択によるマークシート方式(ゼロ解答なし)
法文貸与はありません。
出題数: 60問(おおよその内訳は、特許・実用新案が20問、意匠が10問、商標が10問、条約類が10問、不競・著作で10問になっています。)
試験時間: 3時間30分
合格基準点: 目安として、6~7割(36~42点)
主な試験免除者:

★短答式試験合格者(平成20年度合格者から適用)・・・合格発表の日から2年間、短答試験のすべての科目が免除
→「合格ベーシックコース」のように、2年計画で、短答式試験に合格してから論文式試験合格を目指すことも可能です。

★工業所有権に関する大学院修了者(平成20年1月以降の進学者)・・・所定科目の単位を修得した者は、修了日から2年間、工業所有権に関する法令、工業所有権に関する条約が免除
→「短答プラス講座」で、不正競争防止法・著作権法のレベルアップを図ることが必要です。

論文式試験

実施時期: 毎年6月下旬もしくは7月上旬(必須科目が7月上旬、選択科目が7月下旬)
受験資格: 短答式試験合格者
試験科目:

必須科目3科目(特許・実用新案法、意匠法、商標法)
選択科目(7科目から1科目選択。各科目の選択者全員が解答する「共通問題と、試験時間中に任意に選択して解答する「選択問題」があります。)

★必須科目の出題範囲として、「工業所有権に関する法令」の中で、条約に関する規定も含まれることが明確化されます。

出題数: 科目によって異なります。
試験時間: 特許・実用新案法が2時間、意匠法および商標法が1時間30分
選択科目が1時間30分
(必須科目と選択科目、それぞれ1日ずつで実施されます。)
主な試験免除:

技術士、一級建築士、薬剤師、司法書士などの他の公的資格者、および、各科目選択問題に関する分野の研究により学校教育法に規定する修士又は博士の学位取得者は、選択科目が免除

★必須科目合格者は、論文式試験の合格発表の日から2年間必須科目が免除されます(3科目一括で判定)。

★選択科目合格者は、論文式試験の合格発表の日以降永続的に選択科目が免除されます。

選択科目一覧(★平成21年度試験には科目の見直しが行われる予定です。)
科目名 共通問題 選択問題
地球工学 基礎構造力学
  • 建築構造
  • 土質工学
  • 環境工学
機械工学 基礎材料力学
  • 液体力学
  • 熱力学
  • 制御工学
物理工学 物理学
  • 制御工学
  • 計測工学
  • 光学
  • 電子デバイス工学
  • 電磁気学
  • 回路理論
  • エネルギー工学
  • 通信工学
情報通信工学 情報理論
  • 通信工学
  • 計算機工学
  • 情報工学
応用化学 化学
  • 有機化学
  • 無機化学
  • 材料工学
  • 薬学
  • 環境化学
  • 生物化学
バイオテクノロジー 生物学
  • 薬学
  • 環境化学
  • 生物化学
  • 生命化学
  • 資源生物学
弁理士の業務に関する法律 民法(総則、物権、債権)
  • 民事訴訟法
  • 著作権法
  • 不正競争防止法及び、独占禁止法
  • 国際私法
  • 行政法

口述試験

実施時期: 毎年10月中旬~下旬
受験資格: 筆記試験(短答式試験及び論文式試験)合格者
試験科目:

工業所有権3科目(特許・実用新案法、意匠法、商標法)

★必須科目の出題範囲として、「工業所有権に関する法令」の中で、条約に関する規定も含まれることが明確化されます。

試験形式: 口頭による面接方式
試験時間: 1科目10~15分程度

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